放射能から豊中の市民・子どもを守る会

豊中の市民・子どもの命を守るために放射能を測定し、豊中市に申し入れよう!

2015年10月11日 「守田敏也さんお話し会」のご報告

●タイトル: 子どもの未来を守るために~食と放射能・内部被ばくって何?
●おはなし: 守田 敏也さん(ジャーナリスト)
●と き: 2015年10月11日(日)14:00~16:30
●ところ : 豊中男女共同参画推進センター・すてっぷホール

 60部用意したリーフレットが不足し慌てて追加するほど多くのみなさんに参加者していただき、成功裏に終わりました。
ホットしています。
口コミや街頭でのチラシ配布、各戸へのポスティング、フェースブックでの情報拡散、MLなどネット上での拡散等々、ご協力いただいたみなさんに、スタッフ一同から感謝申し上げます。

 早めに計画していたにもかかわらず、8月・9月は戦争法案に対する行動が多くあり、この企画に対する広報活動が十分に取れず、参加人数にやや不安を持っての開催でした。しかし、守田さんのネームバリューや10月の最後の宣伝活動(連日のチラシ撒きや電話かけ)の追い込みもあってか、多くの方に来ていただきました。
 もとよりこのテーマに関心を持っている方、避難者の方の他や駅頭チラシを見て初めて参加された方も複数おられました。私たちが望んでいた子連れの若いママ・パパの参加も複数ありました。ただ、こういう層の方にもっともっと参加してほしいとは思いました。引き続き工夫を必要とする課題の一つです。

<お話の内容>

  タイトルにしたがって、パワーポイントを使って大変わかりやすく話していただきました。
  「広がる健康被害」については、子どもの甲状腺がんの他、心臓疾患による突然死、白内障、前立腺がん・乳がんなど、大人の健康被害についても病院での数値も上げながら具体的に話されました。『ウクライナ政府報告書』の「第2世代に広がる病」などについても。
  日本に落とされた原爆についても、アメリカによって隠された内部被ばくのこと、また、内部被ばくがなぜ恐ろしいのか、DNAの仕組みを含め、わかりやすく説明されました。
  「原子力の平和利用」を打ち出し原発を生み出したアメリカとそれに同調した日本政府の動きなども話されました。政治がいかに原発政策を進めてきたかがわかります。
  原発は事故を起こしていなくても、人や生物を被ばくさせるものであり、今安全のために放射能被ばくに立ち向かうことが必要だと強調されました。
  「放射能から身を守る」ために必要なことを測定結果なども踏まえ、何を食べるべきか、食べ物の買い方の知恵など、具体的で日常に役立つことを教えていただきました。
  今、安全のために必要なこととして、川内原発や規制委の動き、東芝をめぐる流れなど、さらに原発輸出を止めることが日本にとっても重要であると説明されました。
  原子力災害対策に取り組むことも重要であり、自治体への取り組みも紹介されました。

 最後に「混乱の時代をいかに生きるのか」として、
  ・元を立つ=原発ゼロ社会の実現を!
  ・被ばくの影響と向き合う=被ばく者差別を許さない
  ・あらゆる危険物質を避ける=免疫力を高める、前向きに生きる
  ・東日本の苦しみをシェアし助ける。=放射線防護の徹底化・避難の権利の獲得
  ・東に西が助けられていることを自覚する。共に未来へ
          Power to the People!

<『福島の今』写真展>
 会場内には、「福島の今」を切り取った写真を掲示しました。
 今年7月、福島県の南相馬市、川俣町、飯舘村を訪れました。南相馬で避難解除取消訴訟を闘う小澤洋一さん(南相馬・避難勧奨地域の会事務局長)とお会いし、放射能汚染の実態を詳しく聞き、飯舘村の細川牧場の細川徳栄さんや飯舘村の村議である佐藤八郎さんからは全村避難の汚染及び除染状況や村民の苦しみなど、川俣町のKさんや南相馬のNさんからは健康被害について、子ども脱被ばく裁判の原告(若いママ)の方からはその現状などを伺いました。また飯舘村の方が避難されている福島市松川町の仮設住宅を訪れ、避難生活の実態を見聞きし、除染仮置き場の様子も見ました。
 その折に撮影した写真の一部を掲示しました。
 参加者からは、「福島の状況がよくわかる、こんなところに帰還させるなんて!」「若い仔馬の死んだ写真が正視に絶えない」などの感想を頂きました。マスコミでは伝えられない福島の実態の一部をお伝えできました。

<吹夢キャンプのコーヒー・クッキーコーナー>
 毎年保養キャンプを実施している「吹夢キャンプ」のスタッフが資金作りにコーヒーとクッキーの店を出し、大変喜ばれました。大事なお話の休憩中にほっと一息つくことができました。

<保育コーナー>
 守田さんのご希望もあり、同室のホール内、後ろのコーナーで行いました。講演に支障もなく、子どもの様子を確認できる状態で、スタッフの用意した折り紙などで退屈することなくスタッフと共に楽しく過ごせたようでした。

<本の販売コーナー>

 守田敏也さん・矢ヶ崎克馬さん共著の『内部被曝』(岩波ブックレット)や、守田さんも薦めてくださった「医療問題研究会」の『甲状腺がん異常多発とこれからの広範な障害の増加を考える』(耕文社)という本も人気で、たくさん購入してしただきました。

 <全体の感想として>

 守田さんのお話は具体的でわかりやすく、特にあまり関心を持っていなかった人にもよく理解していただける内容であったと思います。特に若い子育て世代の人にはもっと参加していただければ、得るものは多かったとやや残念でした。
 参加者にとっては「そうだったのか!」と気づかされることも多く、放射能の怖さ、それをなくすための行動の必要性が再確認される貴重な場となりました。
 もっと時間が取れれば、トルコへの原発輸出の話や原子力災害対策の話を詳しく聞けたのに、と思う次第です。

 講演会終了後に2次会を持ちましたが、20名近くが参加し、2時間近くお話しすることができました。スタッフ一同、この企画を行って良かったと思っています。成功に乾杯!!
 
                                                          ( N 記 )
[ 2015/10/19 16:34 ] イベント報告 | TB(0) | CM(0)
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